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time 2015/05/09

Indea Vipassana meditation

ナマステ!ビート内藤(@beat910)です。

インドで4ヶ月ほど過ごし、その中でインドの伝統的瞑想法“ヴィパッサナー瞑想法”を学ぶために、全12日間の瞑想コースを受けて参りました。

今回はその体当たりレポートをお届けしたいと思います。

瞑想の”効果”と”やり方”はいろいろ

瞑想“と聞くと、なにやら怪しい感じがしますが、日本の文化にも馴染みがあり、禅、柔道や剣道の中の、精神を集中するために行う黙祷(黙想)、それに近い感じがします。

元々、仏教から生まれた”瞑想”は仏教(宗教)との関わりも深いワケです。歴史は長く、2500年以上前には既に行われていたそうです。

そんな大昔からある瞑想ですが、その効果が注目され、現在、科学的に研究が進められています。

その効果とやり方はこちら!
成功者の習慣”瞑想”7つの効果とやり方! |

話せない、目も合わせちゃダメ「ヴィパッサナー瞑想法」

この動画は12日間のコースを終えた直後の動画です。

ヴィパッサナー瞑想法ってなに

瞑想法には、さまざまなやり方、方法がありますが、ヴィパッサナー瞑想法は瞑想の歴史の中で最も古く、仏教を作られたお釈迦様が、悟りを開いた時に使っていた、と言われている瞑想法です。

お釈迦様が編み出した元祖瞑想法、それが「ヴィパッサナー瞑想法」と私は解釈しております。

特徴は、”呼吸”と、過去や未来に囚われず「今、この瞬間に集中する」と瞑想法。

詳しくはhttp://www.j-theravada.net/4-vipassa.html

ヴィパッサナー瞑想コース

20140205 172032

私は、インドの首都「デリー」から2時間ほど離れた場所にある、施設でコースを受講しました。

そこでの規則がこちら

・外部との連絡は一切禁止(早い段階で携帯電話は回収される)
・人と話すの禁止(受講生同士のコミュニケーション禁止)
・人と目を合わすの禁止
・読書禁止、字を書くのも禁止、酒タバコはもちろん禁止
・娯楽は一切禁止でございます



※正確に言うと、誰とも話せない訳ではない。困ったことがあればボランティアスタッフ、もしくは先生に相談できる。

そして、12日間どんなことがあろうとも途中リタイアができない。受講前に契約書を書かされます(笑)

はい、そこのあなた正解です!修行です。

1日の流れ

  • 鈴の音で朝4時起床 ←いつもの寝る時間
  • 4時30分〜6時30分 瞑想 ←寝ると強制的に起こされる
  • 6時30分〜8時00分 朝食 ←軽食とチャイ(8時まで休憩)
  • 8時00分〜9時00分 瞑想 ←グループ瞑想(原則途中退場禁止)
  • 9時05分〜10時05分 瞑想 ←先生とのお話タイム(状況報告、悩み相談)
  • 10時05分〜11時00分 学習 ←テープで聞く(各国のテープ有り)+瞑想
  • 11時00分〜13時00分 昼食+休憩 ←ベジタリアン!かなり美味い!
  • 13時00分〜14時30分 瞑想 ←昼食後なので眠い
  • 14時30分〜15時30分 瞑想 ←グループ瞑想
  • 15時30分〜17時00分 瞑想 ←ひたすら瞑想
  • 17時00分〜18時00分 ティータイム ←お菓子とか食べる
  • 18時00分〜19時00分 瞑想 ←グループ瞑想
  • 19時00分〜20時30分 講話 ←各国に訳された、有難い話のテープを聞く
  • 20時30分〜21時00分 瞑想




そして就寝。

二日目で帰ろうと思ったのは私だけではないはずだ(笑)

初日は現地までの移動とガイダンス、軽い瞑想で終わり、2日目から常軌を逸した修行が始まる。

最終日は、受講生やボランティアスタッフ、先生達とお別れ会みたいなことをして帰る、という全12日間のコース。

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ヴィパッサナー瞑想コース体験レポート

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自分が一体どこに連れて来られたのかのは、不明。

GPSがあったら是非ともGoogle Mapsで見てみたい。インドの首都「デリー」からヴィパッサナー専用無料バスで走ること2時間、菜の花畑が広がる、なんとも長閑な施設に連れて来られる。

バス内は、インド人9割の残りが1割外国人、男女の比率は7:3、当然男が7で、コンパで言ったらかなり微妙な割合。

施設に着くなり、いきなり最終決意的な契約書を渡される。

規則を守ることと、12日間なにがあっても途中リタイアできませんよ!という契約書にサインするか、帰るのか、どっち!?という、決断をしなければならない。

ここまで来て帰る訳にはいかんばい!九州男児の血が騒ぎ、愛知県生まれ愛知県育ちの私は即サイン!

そして、契約を結んだのも束の間、草野仁似のインド人スタッフに携帯電話などをボッシュート!

参加する全ての受講生の登録やら、契約などでなんだかんだで日が暮れてから、コースのガイダンスが始まる。

Th DSC05321

2日目、ヴィパッサナー瞑想コースの朝は早い。

朝4時に本当に起こされ、「あっあの”起床時間”って冗談じゃなかったんだ…」と気付く。

前夜、緊張からなのか、まったく寝付けず、うとうとし始めた頃に起床。

皆が集まる大ホールへと向かう。

寝起きでボーっとしかけ、思わずすれ違ったインド人に「グッドモーニング!」っと言いかけたが、もう既にコースは始まっている。

一切の会話も目も合わせてはいけないのだ。

早朝から瞑想をやってみるものの、ものの10分ほどで寝る。

スタッフに肩を叩かれ、起こされ、その3分後、また寝る。

スタッフに肩を叩かれ、起きる、その2分後、また寝る。

スタッフに強めに肩を叩かれ、頑張って起きる。

「あっ、多分これ俺無理だ、完璧になめてた」と思いながらも、

なんとか、約2時間耐え、朝食。もちろん誰とも話さず、黙々と食べる。

朝食後、集中力を取り戻し真剣に瞑想に望む。

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基本この大ホールで瞑想を行う

朝食後は、”グループ瞑想”という参加者全員で瞑想をする。他の受講生の邪魔にならないようにしなければならない。

私自身も、集中し精神を統一に入る。

すると、

「ぷ〜〜〜ぅ」

私の右斜め前から、約2秒間、見事な屁の音が聞こえて来た。

まさに、志村けんのだいじょうぶだ〜、で使われる効果音のような見事な屁。

正直、笑いかけたがグッと堪える。これも修行のうち。もしかしたら、これはヴィパッサナーサイドの罠かもしれない。

しかし、私の右隣りの青年が明らかに様子がおかしい。耐えている、笑いをものすごい耐えている。

「くくくくっ…くくくっ…ぷはっ」

もうこうなると収拾がつかない。釣られて、私の真後ろの男性も笑いを堪え始める。

私の心中「やめてくれ…笑」

このヴィパッサナー瞑想法、どんな状況でも心を乱さないようになる、そんな訓練も兼ねている。

私が参加したこのコースの人達の”屁こき率”は半端じゃない。

私の右斜め前の親父の屁がきっかけなのか、至る所から「ブッ」、「ぷぅ」、「ぶほ」、とまぁ、ありとあらゆる屁の音を奏でてくる。

特に右斜め前の親父の屁こき回数は、1日平均7〜8発。私はこのオヤジを、心の中で「ヘコキング」と命名した。あまりにも、ナイスな名前を付けた自分を褒めてあげたい。

しかし、まぁこんなことが気になっているということは、集中できていないということになる。

これもまた、自分が試されているかな、とも思った。

1週間ほど経つと、遠く方の女性エリアからも屁の音が聞こえてくるようになるが、そんな状況でも気にならなくなるほど集中力が高まっている。

そんなことは、さておき、グループ瞑想も終わり、お待ちかねの昼食の時間だ。

Th DSC05939

1日の食事の中で、まともに食事を取れるのは昼食のみ。野菜をベースとしたベジタブルフードでとても健康的。実際、う◯こはものすごくキレイになる。

ちなみに朝食は、フルーツとパンとチャイ。

夕食というものはなく、17時にお茶タイムでよく分からない、インドの伝統的なお菓子?日本でいう煎餅的なものか、バナナなどのフルーツ程度のモノしか口にできない。

ちなみに、2回目以降のコース参加者は、このティータイムはお茶だけ。腹減り度は相当のものになる。

とりあえず腹が減る、すごく(笑)腹減り過ぎて朝目が覚めるほど。食事の有り難さを身を持って経験できる。

腹が減っているせいか、この精進料理がめちゃめちゃ美味しい。

昼食しかまともに食べれないからと言って、アホほど食べては午後からの瞑想に集中できない。腹8分目くらいに抑えるのが大事。

Th DSC05959

昼食後は、休憩時間。洗濯をしたり、日向ぼっこをしたり。座りっぱなしなので、私はストレッチなどをしていた。

午後からも、ひたすら瞑想。

休憩を挟みながら、19時まで瞑想を繰り返し、19時からは法話の時間。

外国人は、外国人専用の部屋へ行き、各国の言葉に翻訳されたテープを聞く。

日本語のテープもあるので安心。

瞑想法や仏教などを日本語で教えてもらえる素晴らしいテープなのだが、若干日本語がおかしかったりするので笑える。

そんなこんなで21時ごろ、1日が終わる。

部屋に戻り、あとは寝るだけ。

しかし、田舎にも関わらず、たまに爆音で音楽が聞こえてくるのがインドあるある。近くに瞑想センターがあるのなんかお構いなし。

そんな時も苛つかず、平常心を保つ。

ちなみに、デリーの施設は個室だったため、とても快適だった。

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ベッドと小さな机、トイレが付いていた。

こんな日々を10日間続ける。

感想

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ここの施設は「心の病院」だと思いました。施設内には、リスやたくさんの種類の野鳥など自然が溢れる環境で癒やされました。

3日目で正直、帰りたいと思いました(笑)尚且つ、宗教的な話もあり、難しい。

これはついて行けないなぁ、と思いましたが、少しずつ”瞑想”のやり方が分かっていき、瞑想状態に入ると不思議な感覚を体験できます。

12日間リタイアできない理由としては、例えるなら、途中リタイアするということは、手術で腹を開いているにも関わらず、縫うこともせず病院を抜け出すこと。要するに、危険だということだそうです。

基本的には瞑想とは、仏教との繋がりが深いので、もし「私は宗教アレルギーだ」という方にとっては、受け入れ難いかもしれません。

法話は眉唾物の話(分かりやすくする為、表現が寓話的)もありますが、道徳的な話が多く、自分が抱えている悩みや不安、それは決して自分だけが抱えていることではないということが分かり、気持ちが楽になります。

人間関係や過去の失敗や後悔、将来への不安、人に対する恨みや妬み、などの問題も考え方ひとつで楽になるのだと思いました。

また仏教とは、かなり科学的なものなのだということも分かりました。

どうしても、宗教と聞くと教祖様がいたり、神様がいて、その神様を信じないと救われないとか、霊的なモノの存在とか胡散臭い感じがしますが、仏教の大本はそうではないということ。

私は、決して宗教を否定していません。長い歴史の中で、人類が創り出した拠り所だと思っています。信じて救われるのであれば、そんな幸せなことはありません。

ただ、人の弱みに漬け込み、恐怖を煽り、金銭を搾取するようなことはアカンと思います。

最近、物理に興味が湧いてきて、その中の量子力学が非常に仏教に似ているということが分かりました。
物理学者の中で、最終的に仏教にハマる人もいるそうです。

そして、宗教的なことを抜きにしたとしても、瞑想は素晴らしいと実感しました。

寝付き、寝起きのよさ、集中力、動じない心、怒りの制御などなど、効果はありました。

ヴィパッサナー瞑想コース費用

費用という明確な金額は明記されていません。払えなくてもいいそうです。自分が出せるだけのお布施をすれば良いとのこと。

食事が付き、部屋も用意していただきましたが、旅中の私はお金がなく、とりあえず、財布の中に入っていた全財産の4000ルピー(6,800円くらい)をお布施しました。ちなみに、物価の安いインドの話ですよ!

日本でも受講できるヴィパッサナー瞑想

日本でもこのヴィパッサナー瞑想コースが受講できます。2週間という時間を確保する必要がありますが、日本で受講できるのは嬉しいですね。

ヴィパッサナー瞑想センター千葉
http://www.adicca.dhamma.org/The-Chiba-Centre.1124.0.html?&L=12

ヴィパッサナー瞑想センター京都
http://www.bhanu.dhamma.org/bhanu_code.html?&L=12

瞑想や宗教についてさまざまな意見や見解があるとは思いますが、私自身、なかなかいいものだと思います。

ご興味がある方は、百聞は一見にしかず、実際に体験してみて下さい。

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ビート内藤 @beat910について
1983年生まれ
愛知県出身:ブロガー兼Youtuber
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